近年、eスポーツやオンラインゲームの隆盛によって「ゲーミング」という言葉はさまざまな製品カテゴリに広がっています。
ゲーミングPCやゲーミングチェアだけでなく、最近では「ゲーミングベッド」というユニークなアイテムが注目されるようになりました。
「え、ベッドでゲームするの?」と驚かれる方も多いかもしれませんが、考えてみれば、長時間のプレイや配信をベッドの上でリラックスしながら行いたいというニーズは、決して小さくはありません。
さらに、病気やケガなどでベッドで過ごす時間が長い人にとっても、快適にゲームを楽しめる環境は大きな支えになるはずです。
本記事では、ゲーミングベッドとは何かから始まり、そのメリットや選び方、注目ポイントを詳しく解説します。
ゲーマーならではの悩みや、効率よく“寝ながらゲーム”を楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ゲーミングベッドとは?
ゲーミングベッドとは、主にベッド上でゲームを楽しむために設計された、あるいはベッド周りの設備を「ゲーム向け」にカスタマイズした製品や環境の総称です。
具体的には、以下のような特徴を持つ場合が多いです。
- フレームやマットレス、ヘッドボードなどにゲーム用途を意識した機能を追加
- モニターやタブレットを簡単に固定できるアームやスタンドが付属
- コントローラーやゲームパッド、キーボード・マウスを安定して置けるテーブルや台
- ケーブルの取り回しや電源タップが整備され、配線がスッキリした設計
「ゲームをするときはデスクに向かうのが当たり前」というイメージを覆し、“ベッドに寝転んだままでも本格的なプレイができる”環境を作り上げる点が、ゲーミングベッドの大きな魅力と言えるでしょう。
ゲーミングベッドを導入するメリット
1. 長時間プレイでも疲れにくい
ベッドでのゲームプレイは「安定しないのでは?」と感じる方もいますが、実際には姿勢をしっかりサポートできるベッドやマットレスを選べば、長時間座ったままのデスク環境よりも腰や背中への負担を軽減できる場合があります。
リクライニング機能やクッションを活用することで、身体の負担を分散させながらゲームに集中できるのです。
2. 快適さとリラックス効果の両立
座りっぱなしだとどうしても体が固まりがちですが、ベッド上であれば寝転がる・横になるなど自由な姿勢をとりやすいのがポイント。
また、疲れたらすぐに横になって休めるので、睡眠不足を回避しながらゲームプレイを続けられます。
ただし、リラックスしすぎてそのまま寝落ちしてしまう可能性もあるため、適度なセルフコントロールが必要です。
3. コンパクトなスペースで多機能
一人暮らしや狭い部屋の場合、デスクとベッドを両方置くスペースがないケースもあるでしょう。
ゲーミングベッドは一体型のレイアウトになっていることが多く、ベッドの周辺にモニターやテーブルを統合することで省スペース化が可能。
また、限られた空間を有効活用できるため、収納を兼ねた棚や引き出しを備えているモデルも増えています。
ゲーミングベッドの選び方

1. ベッドフレームの種類
まずはベッド自体のフレームタイプを把握しましょう。
主な種類としては、以下のようなものが挙げられます。
- ローベッド
床に近い高さのベッド。
落ち着いた雰囲気で圧迫感が少ない。
起き上がりやすさが課題になる場合も。 - 収納ベッド
引き出しや棚が一体化し、ゲーム周辺機器を収めやすい。
部屋のスペースを有効活用できる。 - パイプベッド
金属フレームを活用したシンプルな造りが多い。
通気性に優れるが、デザイン性はやや無機質。
ゲーミング機能が付加されたものでは、ヘッドボードやサイドフレームにモニターアームやケーブルホールを搭載しているケースが見受けられます。
見た目の好みと機能性のバランスをよく考えて選びましょう。
2. マットレス選びの重要性
ベッドで快適にゲームをするには、マットレスとの相性が非常に重要です。
身体をしっかりサポートしつつ、程よい沈み込みでリラックスできるものを選ぶことがポイント。
- 硬めのマットレス:腰痛持ちの方に向いており、寝返りが打ちやすい。
- やや柔らかめ:体圧分散性が高く、姿勢を保ちやすいが、沈み込みすぎると疲れやすい場合も。
- 低反発 / 高反発:自分の体重や好みによって選ぶと良い。
マットレスの試し寝ができるショールームや店舗で、実際に横になってみるのがベストです。
オンライン購入の場合は、返品保証や試用期間があるかどうかをチェックするのも賢明な方法。
3. 姿勢調整機能・可動機能
ゲーミングベッドの中には、リクライニング機能や電動可動機能を備えている高級モデルも存在します。
背もたれ部分を起こして読書やゲームに適した角度にできるほか、足元を少し持ち上げて血行を改善したり、圧力を分散することも可能。
ただし、モーターを搭載する分価格が上がりがちで、メンテナンスも必要となる点は注意が必要です。
「そこまで本格的な機能はいらない」という人は、枕やクッションの工夫で姿勢をサポートする方法もあります。
4. 周辺デバイスの取り付けやすさ
ベッドフレームやヘッドボード周りに、モニターアームやタブレットスタンドを取り付けられる仕組みがあるかどうかを確認しましょう。
ゲーミングベッド特有の機能として、サイドテーブルや折りたたみ式デスクが付いている場合があります。
また、PS5やXbox、Nintendo Switchといったゲーム機本体を置くスペースや、コントローラーを立てかけるスタンドなどが付属しているモデルも。
自分のプレイスタイルやデバイス構成に合うかどうかが鍵です。
5. ケーブル管理や電源タップの配置
ゲーム環境では、電源ケーブルやHDMI、LANケーブルなど多数の配線が発生します。
ゲーミングベッドを選ぶ際は、ケーブルをスムーズに通せるケーブルホールの有無や、フレームに沿って配線をまとめられる設計があるか注目しましょう。
また、電源タップやUSBポートが備わっているモデルも便利です。
スマホ充電やLEDライトの給電など、ベッド周りで必要な機器をまとめて管理できます。
6. 耐荷重と安定性の確保
ベッドのフレームやマットレスに耐荷重の限度があります。
人が寝るだけでなく、ゲーム機やモニターを設置するとなると、想定以上の重量がかかる場合も。
耐荷重が十分にあるか、フレームの安定性が高いかをしっかりチェックしましょう。
また、体重の重いユーザーや、モーターによるリクライニングを考えている場合は、多少余裕をもった耐荷重のモデルを選ぶと安心です。
注目ポイント・おすすめ機能
1. テーブル・デスク一体型
ヘッドボードに取り付けられる折りたたみ式のミニデスクやサイドテーブルがあると、ノートPCやキーボード・マウス、コントローラーを置くスペースを確保できます。
使わないときは折りたためるので邪魔になりにくく、ベッド周りをすっきり保てるのが魅力です。
2. スマホ・タブレットスタンドの活用
ゲーミングベッドは、スマホゲームやタブレットでの動画視聴にも相性抜群。
スタンドやアームを取り付けることで、手を使わずに画面を見られるため、疲労を軽減できます。
特に、長時間プレイする際や、寝落ちしそうなときに端末を落とすリスクを回避できるのは大きいメリット。
3. 照明・ライティング機能
おしゃれなゲーミング空間を作るなら、LEDライティングや間接照明を取り入れるのもおすすめです。
以下のようなアイデアがあります。
- ヘッドボード裏にLEDテープを貼り付ける:壁面をほんのり彩り、ムードを高める
- アーム型LEDライト:読書灯や手元照明として便利
- 音声連動照明:ゲーム音や音楽に合わせて色が変化するライティングで、没入感アップ
ただし、就寝前にあまり強い光や青色系のライトを見ると睡眠の質に影響が出ることも。
程よい明るさを心がけましょう。
4. クッション・抱き枕の併用
ベッドならではのクッション類を活かすことで、さらに快適度を高められます。
腰痛対策にランバーサポートクッションを置いたり、肘当てとして小さめの抱き枕を使うなど、体の各部をサポートしながらゲームできるのがベッドプレイの大きな利点。
また、キャラクターグッズやオリジナルデザインのクッションを使えば、部屋の雰囲気やモチベーションを盛り上げてくれます。
ゲーミングベッドで快適に過ごすコツ
1. 正しい姿勢を意識する
ベッドでゲームをしていると、つい猫背になったり、極端に前傾姿勢になりがちです。
以下を意識して姿勢を保ちましょう。
- 腰と背中をしっかりサポートするクッションを使う
- 頭や首を支える枕の高さを適切に調整
- モニターやタブレットの高さを目線に合うようにセッティングする
2. 適度な休憩とストレッチ
どんなに快適なベッドでも、同じ姿勢を長時間続けると血行が悪くなったり、筋肉が凝りやすくなります。
1時間ごとを目安にこまめに休憩を取り、体を伸ばしたり、軽いストレッチを行うのがおすすめです。
3. 室内環境を整える
快適なゲーム生活には温度・湿度・照明のバランスが重要。
エアコンやサーキュレーターを駆使して室温を適切に保ち、暗すぎない照明環境を整えましょう。
モニターのブルーライト対策や、リラックスできる配色を取り入れることも、疲れを軽減するポイントです。
注意点とデメリット
- 睡眠リズムの乱れ
ベッドでゲームをすると、そのまま徹夜になりやすいリスクも。
自制心を持って就寝時間を確保するようにしましょう。 - スペースの制約
大型のゲーミングベッドは搬入や設置が大変だったり、部屋のスペースを圧迫する可能性があります。
事前に寸法をしっかり確認する必要があります。 - 高価格帯の製品が多い
ゲーミング要素を盛り込んだベッドや電動リクライニング機能つきのモデルは、安価なベッドと比べて高額になりがち。
予算とのバランスを吟味しましょう。 - 腰痛・肩こりの原因になる場合も
無理な姿勢や柔らかすぎるマットレスは、かえって体に負担をかける可能性があります。
適切な硬さのマットレスやクッションの使い方が重要です。
まとめ
「ゲーミングベッド」という言葉は、まだ一般的には浸透していないかもしれませんが、ベッドで快適にゲームを楽しむための工夫や製品は確実に増えています。
特に長時間のプレイや、デスクを置くスペースが限られている場合、あるいは腰や背中への負担を軽減したい人にとって、ゲーミングベッドは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
- ベッドフレームやマットレスを厳選して、身体をしっかりサポート
- モニターアームやタブレットスタンド、ケーブル管理など機能面を考慮
- 姿勢調整や照明、クッション類を組み合わせ、長時間プレイでも疲れにくい環境を構築
もちろん、自制心を保たないと“寝ながらゲーム”で生活リズムが乱れる危険性もあるため、上手にスケジュール管理を行うことが大切です。
自分にぴったりのゲーミングベッドを選んで、最高にリラックスしながらゲームを楽しむ新たなライフスタイルを手に入れてみてはいかがでしょうか。

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